2011年11月12日土曜日

旧栗沢町で煉瓦充

今日は午前中に、旧栗沢町(岩見沢市と合併、合併前は南側に隣接していた町)の来夢21図書館(これを“らいむ”と読ませるのはちょっと……)でブックリサイクルがあり、幾つか本をいただいてきました。天気も良かったので、午後に改めて訪れ、栗沢駅前を散策してきました。

嬉しいことに、煉瓦建築が多く残っていました。
屋号は火か大か判別できず

┐イ倉庫は現在簡易郵便局として使用

農協倉庫フランス積みとは違う?
(平面を見せているから)
中でも一番立派なのは、次にあげる、現在もJAいわみざわ栗沢農業資材店として使われている建物です。

正面全体

正面パットレス
(モルタル撥ね付け仕上げ)

ファサード紋章裏側

この建物は『道南・道央の建築探訪』(角 2004)に収録されており、1931(昭和6)年竣工とのことです。正面の紋章の下には扉のようなものが見えますが、当初バルコニーがついていた名残です。建物の一階部分はイギリス積み、二階部分は長手積みと積み方が異なっている点もおもしろいです。

煉瓦建築ではありませんが、栗澤劇場(映画館)もモダンな建物です。しかし裏側にまわってみて、絶句してしまいました。

栗澤劇場正面栗澤劇場裏側
映画館の構造がよくわかるという意味ではとても良いのですが……。これはこの状態のままでなんとか保存して欲しいものです。

栗沢は岩見沢から列車で二駅、車ならなおさらすぐなので、岩見沢近郊の人は一度見に行ったほうがいいです。なんなら一緒に行きましょう(´∀`*)

一度栗沢町史を読んでみなくては。また宿題が増えてしまいましたw
他にもマンホールなどの鉄蓋やその他いろいろなものを撮って来ましたが、またの機会に。

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